世の中は既にデジタル社会
総務省の「平成29年通信利用動向調査」の年齢階層別インターネット利用状況(個人)によると
- 40 – 49歳:96.8%
- 50 – 59歳:92.4%
- 60 – 69歳:73.9%
- 70 – 79歳:46.7%
- 80歳以上:20.1%
となっており、これから益々比率は上がってきます
オフラインとオンライン
デジタルデータには、パソコンやタブレット、スマートフォンなどデジタルデバイスに保管されているデータとインターネットに繋がっているオフラインデータがあります
オフライン
パソコンやタブレット、スマートフォン以外にも、デジタルカメラのデジタル機器または記憶装置のハードディスク、USBメモリ、CDやDVDで保存しているデジタルデータがあります
パソコンやタブレット、スマートフォンはセキュリティ面からも日頃からパスワード、Touch ID、Face IDなどでロック機能を利用して使用しているはずです
しかし、このデジタル機器のロックを解除できなければ中に入っているデータを見ることができませんし、そのままの状態で処分をするのもセキュリティの観点から非常に危険です
アプリケーションによってはファイル字体にパスワードを書けたり、ファイルを集めているフォルダにロックをする場合もあり、うかつに開こうとするとファイルが削除される場合もあります
伝える相手のデジタル機器のスキルによってはパスワードだけでは済まない場合もあり、きめ細やかな説明が必要となってきています
オンライン
インターネット社会となってデジタル機器はインターネットに繋がってデジタルデータもデジタル機器以外にクラウドサービスを利用している場合も多いのではないでしょうか
特にスマートフォンのばあいは、そのようなサービスを利用するのが基本となっているような場合もあります
クラウドサービスの利用
iCloud、Dropbox、Google Drive、One Drive、Amazonなどメールやデータファイルや写真をオフラインで保存できるサービスで、スマートフォンの使用には必須となっている感がありますが、それらのサービスにおいては利用規約も夫々で違います
ソーシャルネットワーキングサービスの利用状況
SNSと呼ばれるもので、Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどインターネット利用者に占める割合が増加しています、実際に多くの方が何らかの形で利用されているでしょう
- 40 – 49歳:平成29年 62.6%、平成28年 59.0%
- 50 – 59歳:平成29年 50.7%、平成28年 45.4%
- 60 – 69歳:平成29年 30.7%、平成28年 22.6%
- 70 – 79歳:平成29年 16.5%、平成28年 9.9%
- 80歳以上:平成29年 21.1%、平成28年 12.0%
それぞれのサービスによって利用規約が同じではありません、後の利用方法も違ってきます
しっかりと対応をしておかないと、なりすましや乗っ取りをされないとも限りません
銀行&クレジットカード
銀行もIT化やAI化が進んでくることから支店の削除を打ち出してきています、インターネットバンキングを利用すれば24時間店頭を訪れることなく振込や振替えが利用できます
また、インターネットバンキングを利用する場合には通帳など利用しないことを選択できるようになっています
メガバンクよりもATM手数料や振込手数料、預金金利などがお得な場合が多い、イオン銀行、楽天銀行や住信SBIネット銀行等のようなネット銀行と言われる店舗を構えない銀行もあります
これら銀行は、これまでのIDとパスワードでの利用以外にワンタイムパスワードと言うものを利用するのが主流になっています
このワンタイムパスワードも、専用機器であったり、夫々の銀行のアプリ、または専用のアプリと銀行によって違います、慣れているとなんと言うことはないのですが、全く知らない場合はどのように使うのかも解り難い場合もあります
その利用方法までしっかりと残しておく必要があると思います
公共料金から携帯電話の利用料金などこれまでの銀行引落しからクレジットカードの引落しにしている方も多いのではないでしょうか
インターネットの有料サービスはクレジットカードでの支払が一般的です、なくなった後も知らない間に課金されないためにも、どのような支払をしているかを明確に伝える必要があります
オンデマンドサービス
Apple MusicやSpotifyなどの音楽定額サービス、NetflixやHuluなど映画やビデオのオンラインサービスだけでなくWOWOWなど有料テレビサービスもあります
このようなオンデマンドサービスは、解約もネットからでしかできない場合もあるので注意が必要です
ネットショップやネットオークション
Amazonや楽天などのネットショップ、Yahooオークションやメルカリなどのネットオークションには、有料会員になっている場合もあります
会員を退会しないと年会費や月会費などがかかってきます
ネットオークションでは、出品し契約が成立していれば商品を相手方に送らなければなりません
違いを理解して対処することが必要
解約しなければなりませんが、あ解約だけでなく後の対応をしなければならない場合もあります
また夫々のサービス会社によって利用規約が違うので、きっちり理解した上での対応が必要となります
また、時代と共に利用規約も変更になる場合もあります
きめ細かい対応をすることを考えると、ノートに手書きで書いていては加筆や修正が大変ですが、パソコン等で残しておくことをすれば、加筆や修正が簡単と言うメリットを最大に享受することができるので、お薦めなのです