NTTドコモのモバイル・コミュニケーションの現在および将来への社会・文化的影響を研究・分析する「モバイル社会研究所」は12月18日、スマートフォンを所有する全国の60~79歳の男女1,133人を対象に行った「スマホによる生活変化(11項目)」に関する調査の結果を発表しています
スマホの所有期間が長くなると生活変化を実感
スマートフォンの所有期間が長いシニアほど利活用が進んでいることがわかります、またシニアの利活用にはある程度の期間が必要であることもわかります
生活変化があった11項目の内の6項目では所有1年未満と7年以上では25ポイント以上の差が出ていることを見ることができます
「渋滞情報」30.2ポイント、「カメラ機能」29.2ポイント、「商品検索」27.6ポイント、「地図アプリ」25.4ポイントと大きな差が出ています
- スマートフォンの所有期間による生活変化(複数回答)
スマートフォン所有のきっかけの内容により生活変化を実感
はじめてスマートフォンを所有した際のスマートフォン所有のきっかけに着 目して分析した結果です
最も積極的・能動的と考えられる 「使いたい機 能・アプリがあった」という項目を1番の理由に挙げたシニアと、漠然とした 「何となく」という項目を1番の 理由に挙げたシニアの集計結果を、60・70 代のシニア全体の集計結果と比較
- スマートフォンの所有きっかけによる生活変化(複数回答)
11 項目全てにおいて 「使いたい機能・アプリがあった」 と回答したシニアは生活変化を実感する割合が 高く、「何となく」 と回答したシニアは低くなっています
この結果を受けて、新たにスマートフォンを所有するシニアがスマホを利活用するためには 「スマートフォンで出来る ことについて興味を高めること」 が有効と考えられるとしています
(Via モバイル社会研究所.)